乗るだけで市内観光が楽しめるハバロフスクの路面電車

ハバロフスクの路面電車
公共施設

極東ロシアの町を訪ねたら、ぜひ乗ってみたいのが路面電車(Трамвай)です。
ウラジオストクには1路線しか走っていませんが、ハバロフスクでは4路線走っています。

ハバロフスクの路面電車(Трамвай)

ハバロフスクの路面電車は、写真を見ておわかりのとおり、少し新しめのものもありますが、大半はかなり老朽化したオンボロ車両。でも、なかなか味があって、愛嬌もあります。その魅力は以下の3つでしょうか。

ハバロフスクの路面電車(Трамвай)

まず、車窓からの街並みの眺めが楽しめること。前々回のレポート「アールヌーヴォーの町、ハバロフスクで建築を見て歩こう」で書いたように、とにかくかわいくてフォトジェニックな建築が多いので、それを観ているだけでも市内観光が楽しめます。

実際に乗ってみると、地元の人たちの様子が身近に感じられて楽しいです。子供連れのお母さんや若者たち、ひとりで乗り込むおじいさんや市場で買い物をすませたおばあさんなど、市民の気軽な足として利用されています。路面電車はのんびり走るので、まさにスロートリップ。いつまでもずっと乗っていたいような幸せな気分になります。

ハバロフスクの路面電車(Трамвай)の車掌さん

そして、運賃が安い。ひと乗り、なんと26ルーブル(約40円 2020年春現在)という安さです。車掌さんはたいていおばあさんのことが多く、乗り込むと、すぐに近づいてきて切符を買うように声をかけられます。車掌さんに手間を取らせないためにも、小銭を用意して乗りたいところですが、100ルーブル札くらいならお釣りをくれます。

路面電車(Трамвай)の車内

では、路面電車はどこに行けば乗れるでしょうか。ハバロフスクの市内の観光ポイントはアムール川沿いにまとまっていますが、それぞれのポイントは、トロリーバスや路線バス、路面電車などを利用すれば、乗り継いでいけます。

ハバロフスクの路面電車の路線図

ハバロフスクの路面電車の4路線のうち、1番と2番、6番は市内中心部から南へ、5番は北へ延びています。なかでも使いやすいのが6番で、郊外からハバロフスク駅前を通り、アムールスキー並木通りの木立の間を走ったあと、シェロノヴァ通りを曲がってレーニン広場の近くを抜け、南に向かいます(ちなみに、3番と4番は現在走っていません)。

路面電車を使って郊外のスポットに行くケースは少ないですが、ハバロフスク国立サーカスには1番か2番に乗れば行くことができます。レーニン広場から所要30分くらいで、Краевой цирк下車で、すぐ近くにサーカスがあります。

Краевой цирк下車にあるサーカス

ところで、ハバロフスクの路面電車やバス、トラムなどの公共交通の路線は、以下のウェブサイトで調べることができます。このページの<Directory of routes>をクリックすると、バスやミニバス、トロリーバス、路面電車(トラム)の番号が並んでいます。この番号をクリックすれば、その路線が地図で示されます。英語とロシア語が利用できるので、地名を調べるのに便利です。

route Khabarovsk

このサイトを使って1日の市内観光の周遊コースを計画してみてはどうでしょう。

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