サハリンやハバロフスクでもクリスマスの準備が整いました
ハバロフスクチャンネル編集部に、サハリンのユジノサハリンスクにある北海道サハリン事務所の得能淳一郎さんから報告がありました。
「年末も近づき、ユジノサハリンスクの街中ではロシアでお馴染みの新年ソング「ノーボーゴードゥニャヤ」のよく耳にするようになりました。
Дискотека Авария — Новогодняя (Официальный клип, 1999)
この曲はアップテンポな曲調で、ロシアの方々からは老若男女にかかわらず愛されているようです。ロシアの方々はノリのよい曲が好きで、野外公園でもクラブミュージックがかかっているほど。街中で流れるクリスマスソングも明るい曲調のものが多く、自然と気分が高揚します。
12月のユジノサハリンスクはすっかり雪景色です。
レーニン広場では大きなクリスマスツリー(ヨールカ ёлка )が飾られています。
雪で覆われたサハリンの街並みは、夏の砂っぽい様子とまるで違い、オレンジ色の街灯と相まってとてもシックな雰囲気です。
にぎやかな一面もありますが、やはりここは稚内から何十キロも北に位置する寒冷地。12月でも最低気温がマイナス20度、最高気温がマイナス10度と、道民感覚でもとても寒く感じます。
この時期、外ではほぼ100%のロシア人が防寒用の帽子を被っています。ロシアでは冬の寒さで脳が腐ってしまうというアネクドート(滑稽話)があり、寒さにはとても敏感なようです。
その中でも変わらず元気なのはサハリンの子どもたち。比較的暖かい日はモコモコの防寒着を着ながら楽しそうに公園を走り回っています。
大晦日は多くの市民が花火を打ち上げ、にぎやかな夜になるとのことですが、その一方で火花による火事の発生が問題になっているとのこと。
私は散歩が好きなので夏場はいろいろなところを歩きましたが、様変わりした冬のサハリンを歩くのも楽しみです。
今後もふらふらと散歩をしながらサハリンの魅力を発見していけたらと思っています。
皆さまもそれぞれの地で良いお年をお過ごしください」
得能さん、ユジノサハリンスクのクリスマスの話題をご提供くださり、ありがとうございました。
さて、ところ変わってハバロフスクです。
ハバロフスクでも現在、レーニン広場にヨールカが建てられています。
前回アムールタイガーの生息地を訪ねるツアーの情報を提供してくれたダリゲオ・ツアー のタチアナさんが面白い写真や動画を送ってくれました。
それはヨールカを作っているときの様子です。
これはまだヨールカができていないレーニン広場の動画です。11月下旬にハバロフスクでは大雪が降ったそうで、広場は厚い雪で覆われています。
12月上旬にヨールカの建設が始まりました。
これらの写真はレーニン広場のヨールカではなさそうですが、中に鉄の軸が建てられ、それに切り出したモミの木の枝を取り付け、巨大なクリスマスツリーの形にします。
これはモミの木の取り付け中の動画です。
タチアナさんによると、この動画を撮った日は比較的穏やかな天候でしたが、12月下旬に入ると、ハバロフスクはマイナス30度の寒さだそうです。
ですので、夜に外出するのもなかなか大変です。そういうわけで、今年のライトアップしたヨールカの撮影は間に合いませんでしたが、どんな様子かご覧になりたい方に、去年のレーニン広場のヨールカの記事をお伝えします。
いずれレーニン広場の周辺にも氷の彫刻が並ぶことでしょう。その美しい光景については、きっと来年お伝えできることと思います。
ハバロフスクチャンネルをご覧くださっているみなさま、 いつもありがとうございます。また現地から多くの便りや情報を送ってくれたハバロフスクやサハリンの友人たちには心より感謝したいと思います。
来年もどこにもない新鮮なハバロフスクやサハリンの情報をお伝えしたいと思っています。よいお年をお迎えください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。