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2020年 12月

古地図
公共施設

極東ロシアの歴史は、シベリア横断鉄道抜きには語れません

今回はシベリア横断鉄道の歴史です。現在の極東ロシアに至るには鉄道の存在が大きく1860年に北京条約を調印後、極東はロシア人の活動する舞台に。19世紀にはハバロフスクやウラジオストクなど多くの町が建設。当時の鉄道建設は斧やシャベルを使った手作業の為、困難なものでした。驚くことに多くの日本人も建設に携わっていたそうです。

アムール大橋は、ハバロフスク市の西を南北に流れるアムール川を横断する鉄橋で、市内から約4kmの場所にあるこの橋が完成したのは1916年のこと
お立ち寄りスポット

「アムールの奇跡」と呼ばれた壮大な鉄橋をご存じですか?

アムール大橋はハバロフスクの歴史文化的なスポットの一つ。シベリアを馬車に乗り、アムール川上流から船で向かうか、サハリン西岸のアムール川河口から船に乗るしかない時代。1890年ウスリー鉄道を着工し同鉄道は1898年に開通。アムール川鉄橋歴史博物館では、ウラジオストクとハバロフスクを結ぶ極東鉄道の多くの歴史的資料があります。

ボルダリングのジム
お立ち寄りスポット

ボルタリングの盛んな町、ハバロフスク近郊の絶景スポット

ハバロフスクにはフツィール国立自然公園という大自然の絶景スポットが。二人の兄弟の丘という伝説の岩のスポットに、人々はハイキングなどを楽しむために訪れます。この丘は外岩ボルダリングも楽しむことができ、オリンピックでスポーツククライミング競技が新たに追加された為、大会を目指している選手も。市内にボルダリングのジムもあります

民間音楽博物館
アート

ソ連時代のロシア人の音楽体験を再現する貴重な記録を展示「民間音楽博物館」

ハバロフスクには2018年夏に地元の若いカップルが開設した、民間音楽博物館があります。ヴィンテージ・СССР(ソ連)・ディスコの部屋に分かれおり、特に興味深いのはボーン・ミュージックというソビエト時代のレコード。政府に禁止された西側の音楽を聴くために、不要になったレントゲン写真に溝を掘り、録音した貴重なコレクションです