
パリの美術館で展示されたナナイ人のテキスタイルに驚かされる
ハバロフスク郊外の先住民族ナナイ人の伝統的テキスタイルは、国際的にも高く評価されており、細かい文様は魔除けのような宗教的な意味があります。その昔アムール川でとれるサケやマスなどの淡水魚の皮を使い衣装や靴、カバンを作っていました。極東ロシアは様々な先住民族がいますが、ナナイ人のテキスタイル文化ほどユニークなものはありません。
ハバロフスク郊外の先住民族ナナイ人の伝統的テキスタイルは、国際的にも高く評価されており、細かい文様は魔除けのような宗教的な意味があります。その昔アムール川でとれるサケやマスなどの淡水魚の皮を使い衣装や靴、カバンを作っていました。極東ロシアは様々な先住民族がいますが、ナナイ人のテキスタイル文化ほどユニークなものはありません。
アムール川のほとりにシカチ・アリャンという名の集落があります。そこに住むのはツングース系の先住民族ナナイ人。民族衣装やアクセサリー、この村の昔の暮らしの写真などが展示された博物館を見学した後、伝統的な食事が楽しめるのも魅力。名物の「タラ」はアムール川で採り、冬場に冷凍保存したコイなどの川魚を生食する料理。食事の後は伝統的な遊戯、弓や砲丸投げなどを体験できるこの先住民族のカルチャープログラムです。
ロシアでは1月7日がクリスマスの日。これはロシア正教がユリウス暦という古い暦を採用しているためです。サンタクロースならぬジェット・マロ―スと呼ばれる白髭のおじいさんと、孫娘のスネグーラチカがクリスマスの主人公です。この時期になるとロシアのクリスマスツリーであるヨールカや電飾の仕込まれた氷の彫刻で夜は明るく賑やかです。
今回はシベリア横断鉄道の歴史です。現在の極東ロシアに至るには鉄道の存在が大きく1860年に北京条約を調印後、極東はロシア人の活動する舞台に。19世紀にはハバロフスクやウラジオストクなど多くの町が建設。当時の鉄道建設は斧やシャベルを使った手作業の為、困難なものでした。驚くことに多くの日本人も建設に携わっていたそうです。
アムール大橋はハバロフスクの歴史文化的なスポットの一つ。シベリアを馬車に乗り、アムール川上流から船で向かうか、サハリン西岸のアムール川河口から船に乗るしかない時代。1890年ウスリー鉄道を着工し同鉄道は1898年に開通。アムール川鉄橋歴史博物館では、ウラジオストクとハバロフスクを結ぶ極東鉄道の多くの歴史的資料があります。
ハバロフスクにはフツィール国立自然公園という大自然の絶景スポットが。二人の兄弟の丘という伝説の岩のスポットに、人々はハイキングなどを楽しむために訪れます。この丘は外岩ボルダリングも楽しむことができ、オリンピックでスポーツククライミング競技が新たに追加された為、大会を目指している選手も。市内にボルダリングのジムもあります
1988年に導入された相互ビザ免除協定により中ロ両国民はお互いの町を自由に往来できるように。夏は船で、冬は氷上をバスで、所要時間はわずか5分。両国の地元の人達は隣町に行くような感覚で往来していました。今夏、両国を結ぶ国境横断橋「アムール橋」が架けられました。今後両国の人達は車で橋を渡るだけで往来できるようになります。
ハバロフスクは大河アムールのほとりにある町です。アムール川は、シベリア奥深くから東に向かって大きく蛇行しながら流れ、ハバロフスクのあたりから北上してオ...
ハバロフスク在住のAyanoさんからこんな便りが届きました。 ハバロフスクのスーパーにはアジア食品コーナーがあったり、食堂にコショウや塩と並んで醤油が...
ロシアでは毎年2月下旬から3月上旬に、春の訪れをお祝いする伝統のお祭り「マースレニツァ」が各地で開催れます。 今回はハバロフスク在住の日本人女子留学生...