新潟発「学生たちが見たハバロフスクの今」が公開、ライブ配信の予定も

You Tube「新潟市国際交流チャンネル」
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新潟市は日本海をはさんで向かい合う極東ロシアや中国、朝鮮半島の国々との交流の拠点となることを目指し、1965(昭和40)年、当時ソ連だったハバロフスクと姉妹提携を行っています。

新潟市は当時ソ連だったハバロフスクと姉妹提携しています

10月1日~20日、新潟・ハバロフスク姉妹都市提携55周年を記念して、クロスパルにいがた(新潟市中央区礎町通3ノ町20861番地)で「ハバロフスク市紹介展示」が開催されました。

クロスパルにいがたで「ハバロフスク市紹介展示」が開催されました。

期間中会場では、ハバロフスク市の概要と両市の交流のあゆみ、アムール川と信濃川の比較、ロシアの高額紙幣5000ルーブル札のモチーフとなったアムール川鉄橋やムラヴィヨフ・アムールスキー像などを解説するパネルが展示され、ハバロフスク市を紹介するDVD(日本語版)の上映がありました。

解説するパネルが展示され、ハバロフスク市を紹介するDVDの上映がありました。

すでに展示は終了していますが、記念行事の一環として10月6日にYouTube「新潟市国際交流チャンネル」が立ち上がり、動画「学生たちが見たハバロフスクの今」の公開が始まっています。

このチャンネルでは、今年8月までハバロフスクにある太平洋国立大学に留学していた新潟県立大学の学生3名が、ハバロフスクの近況や留学生活を紹介しています。美しいロシアの街並みやエンターテインメント、グルメなどをテーマに10回に分けてYouTubeで順次配信していきます。新型コロナウイルス感染防止のために行われた大学のリモート授業やレストランの宅配サービスの利用など、貴重な体験も披露しています。

実は、この学生たちはYouTube 「ハバロフスクチャンネル」で活躍してくれた留学生のみなさんです。

新潟市国際課担当者は言います。『ハバロフスクチャンネル』でお馴染みのかのさん、せいなさんが、紆余曲折を経て今年8月、元気に新潟に帰ってきました。実感のこもったトークや豊富な画像、動画を交えて、ハバロフスクの留学生活を生き生きと紹介しています。

なお、11月27日(金)午後8時より『新潟市国際交流チャンネル』にて、彼女たちのトークをライブ配信します。視聴者の皆さまからのご質問にもお答えしますので、お楽しみに!

『新潟市国際交流チャンネル』にて、彼女たちのトークをライブ配信

YouTube「新潟市国際交流チャンネル

3名の学生たちは動画「学生たちが見たハバロフスクの今」について次のようにコメントしてくれました。

「学生たちが見たハバロフスクの今」についてコメントしてくれました。
  • “かの”こと、金平華乃(かねひら・かの)さん

「広大で美しい空のもと、解放感に溢れた、アジアのような、ヨーロッパのような不思議な世界を体験できます。SNS映えするような写真や、留学中のエピソードを交えながら、ハバロフスクという街についてたくさんお話ししています!
ロシアが好きな方も、ロシアにあまり関心のない方も楽しく見られる内容になっていると思いますので、ぜひ、チェックしてみてください!」

  • “せいな”こと、佐藤静奈(さとう・せいな)さん

「約1年住んでみて、ハバロフスクはとても素敵で、そしてなぜかたまに、ふと帰りたくなる不思議な魅力がある街だと思いました。食や街並み、エンタメなど何をとってみても日本とは違った魅力が溢れていますが、ハバロフスク全体の雰囲気がとても穏やかで安心感があり、居心地が良く感じるからだと思います。
離れているけれど、違うけれど、馴染みやすい、そんな不思議な魅力をもつハバロフスクについて、写真等使いながら紹介しています! ぜひ聞きに来てください!」

  • 君島誠一(きみしま・せいいち)さん

「私は語学留学としてハバロフスクに行きましたが、ロシア語だけでなく、ロシア人の暮らしや文化にも触れる機会が多くありました。それらは1年の季節を通じて巡り会えるものなので、留学を考えている方はぜひ、1年以上の滞在をおすすめします。
ハバロフスクはとても住みやすい街なので、大きな不便もなく充実した日々を送ることができると思います」

最後に彼らの留学中のスナップを紹介しましょう。

アムール川は夏の間、遊覧船が運航しています。

アムール川は夏の間、遊覧船が運航しています。3人の遠く背後に見えているのが、アムール川鉄橋です。

ハバロフスクで最も大きなロシア正教の教会、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂の前で。

アムール川を臨む高台の上に建つロシア正教の教会で、ウスペンスキー教会といいます。教会の前には大きな広場があります。

地元アイスホッケーチーム「アムール」の試合会場にて。

ハバロフスクで最も人気のスポーツはアイスホッケーです。地元のチームは「アムール」といいます。試合会場にて。

YouTube「ハバロススクチャンネル」では、すでに彼女らの大学でのオンライン授業の様子やハバロフスクの宅配サービス体験&食レポを配信しています。こちらもぜひご覧になってください。

● YouTube「新潟市国際交流チャンネル」に関する問い合わせ先
新潟市観光・国際交流部 国際課
TEL:025-226-1674
E-mail:kokusai@city.niigata.lg.jp

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