MONOCHROME-モノクローム寫眞「サハリンで思い浮かぶもの」中川善博作品
日本から近いにも関わらず、多くの日本人にとって未知なる島の姿を撮り続けていた中川善博さん。ウラジオストクチャンネル同様、ハバロフスクチャンネルも昨今の状況では、以前のように頻繁に更新することは難しいのですが、2017年~2019年までサハリンに在住していた中川さんが撮りためた作品をいただきます。
日本から近いにも関わらず、多くの日本人にとって未知なる島の姿を撮り続けていた中川善博さん。ウラジオストクチャンネル同様、ハバロフスクチャンネルも昨今の状況では、以前のように頻繁に更新することは難しいのですが、2017年~2019年までサハリンに在住していた中川さんが撮りためた作品をいただきます。
ロシアでも干支はあり、中国や日本と同様2022年はトラ年。ロシアではクリスマスは新年のあとの1/7にあります。ハバロフスクではあちこちにサンタやヨールカ、クリスマスツリーがまだ置かれています。ロシア人にとって、新年の平安や幸福を祈るクリスマスは日本人の初詣でみたいなものかもしれません。
12月のユジノサハリンスクはすっかり雪景色。レーニン広場では大きなクリスマスツリーが飾られ街並みは、オレンジの街灯と相まってとてもシック。寒冷地であるロシアでは最低気温ー20度、最高気温ー10度。外では大体の人が帽子を被っていて、ロシアでは冬の寒さで脳が腐るという滑稽話がある位、寒さには敏感な様。
ロシアでは1月7日がクリスマスの日。これはロシア正教がユリウス暦という古い暦を採用しているためです。サンタクロースならぬジェット・マロ―スと呼ばれる白髭のおじいさんと、孫娘のスネグーラチカがクリスマスの主人公です。この時期になるとロシアのクリスマスツリーであるヨールカや電飾の仕込まれた氷の彫刻で夜は明るく賑やかです。
ハバロフスクでは、12月になると、町中に氷の彫刻が現れます。なかでも市の中心部に位置するレーニン広場では、ロシア式の巨大なクリスマスツリー(ヨールカと...