春祭り「マースレニツァ」ではおいしいブリヌィがたくさん食べられます

マースレニツァ
イベント

ロシアでは毎年2月下旬から3月上旬に春祭りの「マースレニツァ」があります。

ハバロフスクの旅行会社ポータル セゾノフのアナスタシア・セパテシコさんが、先週土曜日(2月29日)に行われた祭りの様子を報告してくれました。

この日、ハバロフスクの人たちは民族衣装に着替えて広場に集まります。

マースレニツァで民族衣装の人たち

特設ステージの上でコンサートや手品などのエンターテインメントが繰り広げられます。

マースレニツァ特設ステージでの手品披露

この棒は天国に上ることを意味していて、大人も子供も上に吊るされた箱の中のプレゼントを取ろうと一生懸命上ります。

マースレニツァ会場に設置された棒

これはマースレニツァの恒例イベントです。

マースレニツァ会場に設置された棒に登ろうとする子供

会場ではブリヌィがふるまわれます。子供たちがおいしそうに食べています。

マースレニツァ会場でブリヌィを頬張る子供

その日は軍隊の若者が炊き出しをして、ソバの実のカーシャ(お粥)をつくってくれます。

マースレニツァ会場でソバの実のカーシャ(お粥)の炊き出し

この祭りのフィナーレは、案山子(カカシ)を焼く儀式です。冬の終わりを告げるもので、とても迫力がありますね。人々は輪になって案山子が焼けてなくなるのを見物します。

マースレニツァのフィナーレ「案山子を焼く儀式」

この日、ハバロフスクのレストランやカフェでは、たくさんのブリヌィをつくります。

私は子供公園の中にある「ブリン・コンポート」というカフェに行きました。

マースレニツァ会場内の子供公園の中にあるカフェ「ブリン・コンポート」

ブリンはブリヌィのこと、コンポートはロシアのフルーツジュースのことです。

このカフェでは、いろんな種類のブリヌィをつくってくれます。

いろいろな種類のブリヌィ

カッテージチーズ入りやお米とひき肉入り、そしてキノコと鶏肉入りのブリヌィです。

カッテージチーズ入りブリヌィ、お米とひき肉入りブリヌィ、キノコと鶏肉入りのブリヌィ

オーナーの女性と彼女の小さな娘さんがその日はウエイトレスとして迎えてくれました。

カフェ「ブリン・コンポート」のオーナーと娘さん

私たちロシア人は、マースレニツァをこんな風に過ごします。日本人にはまだ少し寒いと感じるかもしれませんが、ぜひこの時期にハバロフスクにいらっしゃってください。楽しいですよ。

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