ハバロフスクのおしゃれなブティックホテル3選
2019年に日本人観光客が急増したウラジオストクに比べ、ハバロフスクはそこまでの勢いはなかったのですが、ホテルの質は良さそうです。以前本ニュースサイトでは人気のデザインホテル「ヴェルバ」のことを紹介しましたが、市内には客室数が50~100室程度の中規模かミニホテルが多く、客室や内装はとてもおしゃれなホテルばかりです。
では、ハバロフスクのおしゃれなブティックホテルを3軒紹介しましょう。客室のデザインはどれも洗練されていて、西ヨーロッパとは微妙に異なるロシア的なセンスが感じられて新鮮です。
さて、最初の一軒は「ソプカ (Сопка)」です。
アムール川沿いに2016年8月にオープンしたお城のようなホテルで、川に面して扇型に開くような外観が素敵です。右側に写っているのはスパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂で、栄光広場から坂道を降りて徒歩5分くらいの場所にあります。
客室は茶系の温かみのある基調色で統一されていて、バスタブもあるので、のんびりお湯に浸かれます。
1 階に極東ロシアの森でとれた素材を活かしたオーガニック料理レストラン「ソプカ」があり、地元では評価が高いです。ホテル正面にオープンエアのカフェがあり、夏になると、アムール川を眺めながらくつろぐ地元客でにぎわいます。
次は「ハバロフスクシティ・ブテイックホテル(Хабаровск Сити Бутик Отель)」です。
ハバロフスクのデザインホテルの先駆けともいえるおしゃれなホテルで、ロシアの若者に人気です。客室はインテリアの細部までこだわりが感じられます。
ただし、バスタブが付いているのはスイートのみです。
1階のロシア料理レストランは朝食で利用しますが、ランチやディナーでも十分使えるおいしさです。夜はホテルに戻って一杯というもの楽しめます。
場所は、ヴェルバと同じ通りの並びで、コムソモーリスカヤ教会広場から徒歩10分ほどです。
3軒目は「アムール(Амур)」です。
ここは古い格式のある老舗ホテルでしたが、最近客室のリニューアルに着手していて、素敵なホテルに生まれ変わり中です。ロビーもとても雰囲気があります。
1階には味に定評のあるロシア料理レストラン「アムール」があります。
この写真はソ連時代のアムールで、いかにも当時の建築スタイルを体現していて興味深いのですが、現在は淡いウグイス色に塗られた外観にリニューアルされており、むしろ帝政ロシア時代の優美な趣が感じられます。場所はレーニン通りに面していて、路線バス1、34番などに乗ればГостиница Амур下車です。
さて、一般にロシアの女性はクールビューティなイメージがあるかもしれませんが、写真を見ておわかりのとおり、ハバロフスクのホテルのスタッフは、アットホームで笑顔の魅力的な人たちばかりです。街角ではなかなか通じない英語も、ホテルの中では問題ありません。
ハバロフスクは、ウラジオストクに比べると、静かで落ち着いた町なので、居心地のいいホテルに宿泊し、地元の人たちと交流しながら、のんびり滞在を楽しむのに向いている気がします。
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