野生のアムールタイガ―の生息地を訪ねるトレッキングツアー
シベリア各地で森林伐採の進む現在、アムールトラたちは絶滅の危機に直面しています。野生のアムールトラの生息地を訪ねるトレッキングツアーは、トラが定住している狩猟地区の敷地内で行われ、プログラムにはアムールトラの保護プログラムの紹介、猟師の冬用小屋見学、猟師達との交流、ガイド付き森林ツアーが含まれます。
シベリア各地で森林伐採の進む現在、アムールトラたちは絶滅の危機に直面しています。野生のアムールトラの生息地を訪ねるトレッキングツアーは、トラが定住している狩猟地区の敷地内で行われ、プログラムにはアムールトラの保護プログラムの紹介、猟師の冬用小屋見学、猟師達との交流、ガイド付き森林ツアーが含まれます。
森に囲まれ、海洋生物の豊富なオーホーツク海に面するハバロフスク地方は、自然の造形美があります。アムルスキエ・ストルビと呼ばれる花崗岩の石柱もその1つ。巨大な石柱もあり、形状からイルカやシャーマンなど名付けられています。現地旅行会社では2泊3日のアムールの石柱トレッキングツアーを企画。
ハバロフスクでは冬は市内で、夏はダーチャで過ごすライフスタイルは一般的だそう。ツアーでは収穫した野菜を使った料理を頂いたり、ゆったりした時間が体験可能。 ロシアもコロナによる規制が出ましたが、政府は自粛期間でもダーチャに行くことは禁止しなかったとか。
ハバロフスク郊外の先住民族ナナイ人の伝統的テキスタイルは、国際的にも高く評価されており、細かい文様は魔除けのような宗教的な意味があります。その昔アムール川でとれるサケやマスなどの淡水魚の皮を使い衣装や靴、カバンを作っていました。極東ロシアは様々な先住民族がいますが、ナナイ人のテキスタイル文化ほどユニークなものはありません。
アムール川のほとりにシカチ・アリャンという名の集落があります。そこに住むのはツングース系の先住民族ナナイ人。民族衣装やアクセサリー、この村の昔の暮らしの写真などが展示された博物館を見学した後、伝統的な食事が楽しめるのも魅力。名物の「タラ」はアムール川で採り、冬場に冷凍保存したコイなどの川魚を生食する料理。食事の後は伝統的な遊戯、弓や砲丸投げなどを体験できるこの先住民族のカルチャープログラムです。
ハバロフスク政府観光局が一押ししているのがシャンタル諸島です。世界の旅行マニアの間でも、まだ知られていないホエールウォッチングの聖地。シャンタル諸島は大小15の島から成り、島々をボートで移動しキャンプしながらの冒険旅行になります。年間観光客は多くて100名程。キャンプ地そばの海辺でホッキョククジラの姿が見られます。