世界のインポートビールが600種揃う地元で人気のビヤバー

お立ち寄りスポット
世界のインポートビール

ロシアのお酒といえば、アルコール度数が高いウォッカが有名ですが、最近のロシアの若者はビールやワインをよく飲みます。

ハバロフスクには、バルト海に面したサンクトペテルブルクに本社を置くロシアの大手ビール会社「バルチカ」の工場もあり、ライセンス生産も含めてさまざまな種類のビールを製造しています。そのおひざ元でもあるハバロフスクには、いろんなタイプのビヤバーやレストランがあります。最近では、自家醸造しているオリジナルのクラフトビールを出す店も増えています。

自家製クラフトビールが飲めるお店「グスタフ・グスタフ」はこちら↓

クラフティ・フォクス(KraftИ Foks)

ところが、今回紹介する「クラフティ・フォクス(KraftИ Foks)」は、地元ロシアビールではなく、海外のインポートビールを600種揃えているという個性派のビヤバーです。日本でもそうですが、ふだん飲み慣れた国産ビールではなく、インポートビールでちょっぴり気分を変えたい。ロシアの町でも同じような海外志向のバーはあるのです。

基本、ボトルビールです。アメリカやメキシコ、カリブ、ハワイなどのローカルビールは日本でも見たことがあると思いますが、ヨーロッパ各地、特に東欧やコーカサスなどの珍しいビールも置かれています。

海外のインポートビールを600種揃えている

ビールの種類もラガー系のピルズナーはもちろん、ホップの香りが楽しめるエール系、トラピスト系、ライト系など選び放題で、それぞれのビールの値段はボトルに値札が掛かっているので明朗会計です(実際、ロシア人は値段の駆け引きは好きではないらしく、スーパーでも市場でも、ほとんどの商品にわかりやすい値札が付いているので、助かります)。

とはいえ、あまりに種類が多いので、どのビールを飲めばいいか迷ってしまいますが、気さくなバーテンのお兄さんたちが簡単な英語で説明してくれます。「最近入荷したおすすめビールを教えて?」と尋ねてみるのもいいでしょう。

ハワイのロングボード・アイランドラガー

このときは、なぜかハワイのロングボード・アイランドラガーをおすすめされました。フレッシュで軽い味わいのビールです。

バーのカウンター

常連客は地元の若者たちで、バーのカウンターに陣取ってバーテンのお兄さんとの会話を楽しんでいます。ロシアのバーでは水タバコが流行っていて、吸っている客もいます。

ビールを楽しむ地元のカップル

地元のカップルもいます。彼らはギネス系の黒ビールを飲んでいますね。食事も楽しんでいました。話しかけたら、英語で答えてくれました。

巨大ソーセージも人気メニュー

料理の種類もけっこう豊富です。各種ステーキやBBQが定番ですが、ビヤレストラン「グスタフ・グスタフ」にもあった巨大ソーセージも人気メニューのひとつです。

サーモンのマリネやルイベ風の白魚もロシアっぽいつまみ

サーモンのマリネやルイベ風の白魚もロシアっぽいつまみです。ハンバーガーの種類もいろいろあって、楽しめます。ハバロフスク市内には自家製ハンバーガーショップがいくつもありますが、この店も自家製です。

ハバロフスクの自家製ハンバーガーショップ「フレーバミョーサ」はこちら↓

3人のイケメンバーテン

3人のイケメンバーテンを撮らせてもらいました。この世代のロシア人にとってタトゥーはおしゃれのひとつでしょう。彼らは我々外国人にとても親切で、ホテルへ帰るためのタクシーを呼んでくれました。ロシアではウーバーのような配車アプリがいくつもあり、誰でもふつうに使っていますが、慣れない土地で利用するのはちょっとわかりにくいところがあります。真ん中の彼はスマホをチェックして、車が到着したとわかると、店の外まで案内してくれました。

クラフティ・フォクスの外観

クラフティ・フォクスはカールマルクス通りに面していて、ディナモ公園の中にあるハバロフスク地方音楽劇場のほぼ向かいの建物の地下にあります。

ピックアップ

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。