ロシアのカフェは食事やお酒も楽しめるファミレスみたいな場所です

コーヒーリパブリック(Кофе репаблик)
カフェ

ロシアでは、カフェはお茶やスイーツを味わうだけでなく、食事やお酒も楽しめる気さくな場所です。

レストランのようなコース料理はありませんが、ロシア風食堂のスタローヴァヤと同じように、食事のメニューが豊富だからです。店内の雰囲気はシックでおしゃれですが、日本でいえば、ファミレスみたいな場所といっていいかもしれません。

ハバロフスクにはたくさんのカフェがあるのですが、とてもカジュアルでロシアらしい店として「コーヒーリパブリック(Кофе репаблик)」を紹介します。

コーヒーリパブリック店内

この店は朝8時から開いていて、コーヒーだけでなく、紅茶やハーブティー、フルーツティーの種類がたくさんあります。

ロシアンスイーツもいろいろです。ケースの中にはチョコレートケーキ(240ルーブル)だけでなく、ハチミツをクッキー生地に練りこんで重ねて焼いた「メドウィック」(240ルーブル)やロシアを代表するケーキの「ナポレオン」(240ルーブル)が見えます。

ロシアンスイーツ

どれも日本のスイーツのように甘さ控えめではないので、ナポレオンのようなケーキを食べるときは濃いめのコーヒーが合います。ちなみに、ロシアでは日本のブレンドコーヒーくらいの濃さでも、「アメリカン(Американский кофе)」といいます。

コーヒーを淹れる店員

これが食事のメニューです。

食事のメニュー1
食事のメニュー2

ロシア語版とは別の外国人向けメニューは、英語とハングルと中国語の併記ですが、各種サラダやボルシチ(190ルーブル) 、クリームマッシュルームスープ(290ルーブル)などのスープ、カルボナーラ(350ルーブル)などのパスタ、ハンバーガーもいろいろあります。

ほかにも、お昼までの朝食メニューとして、サンドイッチ(280ルーブル)やオムレツ(250ルーブル)、スクランブルエッグとベーコン(250ルーブル)などもありました。

ビールやワインなども、もちろん飲めます。

コーヒーリパブリック(Кофе репаблик)

この店はムラヴィヨフ・アムールスキー通り沿いのレーニン広場に近い場所にあります。夕暮れが迫る時刻になると、通りにはグッと雰囲気が出てきます。散策の合間にぜひ訪れてほしい店です。

雰囲気のある夕暮れ時のムラヴィヨフ・アムールスキー通り

(撮影/佐藤憲一)

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