ハバロフスクの人気ハンバーガーショップはとってもアメリカン
ハバロフスクには美味しいレストランがたくさんあって、ロシア料理はもちろん、ジョージア料理、アゼルバイジャン料理といった日本では珍しいコーカサス地方の味覚、ビヤライブバーやカフェ、そして日本のラーメンやカレー屋さんまでいろいろあることを、これまで本ニュースサイトでは紹介してきました。
今回紹介するのは、とってもアメリカンな雰囲気のハンバーガーショップ「フレーバミョーサ(Хлебомясъ)」です。
最近こそ、ケンタッキーが出店したハバロフスクですが、マックはまだありません。バーガーショップがあると、うれしいですよね。正直いって、このローカルバーガー屋さんは、マックよりずっといいかもしれません。
店内はレンガ造りの内装のなかなかおしゃれな雰囲気で、カウンターと奥にテーブル席があります。
ハンバーガーとドリンクのカウンターは別で、セルフサービスの店です。客層は若者からお子様連れの家族まで幅広く、くつろげます。
スタッフは、おそろいのマドラスチェックのシャツとオーバーオールを身につけています。英語は通じます。カメラを向けたら、超ご機嫌でした。
メニューをみると、ボリュームたっぷりのハンバーガーは20種類近くあります。1個150~290ルーブルくらいとリーズナブルですが、パティはジューシーで食べ応えがあります。
ハインツのオリジナルマスタードとケチャップがテーブルに置かれていました。
ビールの種類も豊富で、ロシア産のドラフト以外に、インポートもののボトルがたくさん揃っています。
ドリンクメニューをみると、ワインもあります。
場所は、この町の目抜き通りのムラビヨフ・アムールスキー通りに面していて、コムソモーリスカヤ広場から歩いてすぐです。
この店、ハバロフスクの日本人留学生のみなさんが食レポしてくれたステーキハウス「ミート・ミート」と同じ建物の角に入店しています。
ところで、フレーバミョーサとミート・ミートが入店しているのは、ハバロフスク市の文化遺産として知られる歴史的な建築でもあります。通りの角側に円柱ドームが埋め込まれ、その上にタマネギ屋根が載っているこのユニークなデザインが目を引きます。
驚くことに、この建築はいまから約100年前にこの町に住んでいた日本人が建てたものでした。そうなんです。昔ハバロフスクには多くの日本人が住んでいたのです。その話は、あらためて別の機会にしたいと思います。
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